新潟県中越地震

 「新潟県中越地震復旧・復興GISプロジェクト」は、関係機関、企業の枠を超えた協力により、被災状況やライフライン復旧情報などを地理情報システム(GIS)を用いて一元的にデジタルマップ上に集約し、住民やボランティア団体、防災関係機関等の間での情報共有を図っていただくためのプロジェクトです。

このプロジェクトでは、災害対応や復興活動を支援するための情報提供を行うとともに、住民に身近な情報を提供することを目的としています。

プロジェクトの目的

10月23日の新潟県中越地震の発災以降、地元市町村、新潟県等の諸機関による復旧の取り組みが懸命に行われておりますが、依然として多くの住民が避難所や車内での避難生活を余儀なくされており、本格的な社会生活の復旧の見通しは立っていない状況にあります。

災害対応においては、各機関の情報を緊密に連携することが必要となりますが、非常災害時の限定された環境下では、その総覧性を保つことは難しく、情報共有、管理のための工夫が特に重要です。この点においては、ニューヨーク同時多発テロの際の緊急GISプロジェクト*の成功例が有名です。



*緊急GISプロジェクト: ニューヨーク同時多発テロが発生した際、マンハッタン地区の被災状況やライフライン復旧状況、規制状況等をGIS上に集約する試みが、関係行政機関、企業等有志により立ち上げられ、その後の災害対応、復旧に大きな役割を果たしたもの。